ハロウィン仕様のてるてるクリップを3Dプリント




3Dプリントなので積層が見えます。積層ピッチは、0.2mm。
糸引きも少し残っています。
ここから、もう少し調整していきます。
素材はTPU( 熱可塑性ポリウレタン)なので、触ると柔らかいです。
マントや羽、帽子のつばもほぼ1mm厚なので触ると曲がります。もちろん、元に戻りますよ。
シミュレーションでは気が付かなかったこと
- マントは両サイドの長さが違っていた
マントのひらひらが、同じ長さに見えるようにカーブの形を変更しました。 - コウモリの羽は平らに開いていてつまらない
羽を後ろに引いて立体的にしてうごきをだしました。
マントや羽を1mmにして柔らかさは出たのですが、安っぽいかも。
分厚くしたほうが良いのか、悩みどころです。
たくさん一度に作る
たくさん1度に作ろうとすると、どうしても失敗することが多いです。
現在、3Dプリンターのパラメータを調整中です。
フィラメントの鮮度や、ノズルのつまりなども原因となります。
また、TPUというフィラメント素材は、結構癖があって、うまく送り出せないことがあります。
柔らかすぎるのと、太さのばらつき?もあって、メーカーによってはうまく送り出せないものがありました。
シャープペンでいうと
芯がフィラメント
ノズルがペン先
ノックが送り出しです。
でもフィラメントはインクに近いかな。溶かして ノズル≒ペン先 から出して、乾かして固めます。何度も重ね塗りして積層します。
溶かす温度が一番重要。
温度が高いと 糸引き≒液だれ します。
温度が低いと 出にくかったり、詰まったりして ≒ 乾いてインクが出ないので積層できなくなります。
今回がハロウィン仕様の報告の最後となります。
うまく製品化できたら、https://sentakuclip.net/ で公開します。