MOHO PRO の備忘録
MOHO PROはベクターベースのアニメーション作成ツール
キャラクタにボーンを設定して動かすのが目的で購入したソフトなので、ほぼこの機能しか使っていなかった。実にもったいないことをしていた。MOHO PROには、高機能なベクターツールがあるのだ。
有志によるスクリプトが公開されているので、後から便利な機能も追加できる。
これらを覚えない手はない。使いこなせたらなんでも作れそうな気がする。
今後、MOHO PROを習得するためにいろいろな機能を使っていこうと思う。
Continue Animation で正方形をサイコロのように転がす
MOHO PROは、ベクターツールであるから、正方形をシェイプとして簡単に書き出せる。そして、シェイプはレイヤー内に格納されるのだ。
シェイプは回転させることができるが、角度をキーフレームに記録できない。各ポイントの座標として記録されている。
例えば、1フレームで0度のシェイプに10フレームに変えて90度と角度のパラメータを入力してみる。すると10フレームは、90度回転したシェイプとなるが、途中のキーフレームには、回転せずに、最短で0度の形状から90度の形状に変形が記録される。
座標のみが記録され、回転データは残らない。
※別途紹介していくスクリプトを使えば、回転の軌跡をキーフレームに記録させることもできる。
扱いやすいのはレイヤーでのアニメーションである。
回転データも残せるし、Z軸があるので3D表現が可能である。
今回は、レイヤーの機能を使って正方形を転がすアニメーションを作ってみた。
注意点は、キーフレームをリニアにしておくことだ。スムーズになっていたため、うまく転がらず四苦八苦してしまった。
使用したスクリプト
mr_continue_animation
https://mohoscripts.com/script/mr_continue_animation
正方形の1転がりを作成すれば、続きはこのスクリプトで調整できる。便利なスクリプトでした。
Set Origin – a free tool for Moho Pro by Mynd
簡単にセンター出しできました。